大崎下島の大長地区は御手洗と並び歴史のある町です。このページでは、大長地区の歴史、風景など、簡単ではありますが、紹介していきたいと思います。

大崎下島と岡村島を結ぶ橋の一つ、中の瀬戸大橋から見た大崎下島の風景です。橋から見る大崎下島は、四季折々の風景が満喫でき中々のものです。歩道も併設されているため、歩いて橋を渡ることもできます。
補足、大崎下島から岡村島まで渡る橋は、平羅橋、中の瀬戸大橋、岡村大橋の3橋になります。これらの総称は「安芸灘オレンジライン」といわれています。

岡村大橋に引かれた、広島県と愛媛県の県境になります。橋の上の県境に立つのも面白い体験になります。

本土と陸続きになったこと、人口の減少、小長港ができているため、大長港に着く船も減っていきました。2025年3月31日を最後に、竹原行きの高速艇も運休したため、着岸する船はなくなり、港としての歴史に幕を下ろしました。

今は、閉じられている、大長港の中に入ると、昭和に立てたであろう広告看板が目に入ります。以前は、それだけ人の行き来が、船でされていたことの証の一つだと思います。また、昭和の頃は、大長港にもお土産屋さんが入っていました。その店舗跡も含めて、昭和の雰囲気の残る港です。

大長港にある、電話ボックス。最近では公衆電話もほとんどなくなり、電話ボックスに至っては見ることがなくなったように思います。そんな電話ボックスの上に、「大長みかん」が、どーんとのっています。広島ゆたか農業協同組合が設置したオブジェです。ちなみに、公衆電話は使用できます。

災わいの源である罪、けがれを祓い心身を清める御神徳の高い神様を祀っています。冬には平安時代から続くといわれている弓まつり、秋には重さ1トンを超える櫓を担いで、神様を祀ります。

宇津神社の参道、神社の参道としては長めで、綺麗に手入れをされています。夜には御神燈が灯り、神秘的な空間になります。

樹齢千二百年以上といわれる、御神木ホルトの木、胸高四・八メートル、根周六・三メートル、広島県内最大の巨樹として知られています。また、パワースポットとしても注目されています。